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信州の静かな里山 長野県 鹿教湯温泉 斎藤ホテル

お知らせ

  • シャトー・メルシャン椀子 ワイナリー×Restaurant溪 信州の恵みが織りなすワインと食の旅(第2弾)をお知らせいたします。

  • 【重要】予約システム変更のお知らせとパスワード再設定のお願い

    2024/03/17

    斎藤ホテル公式サイトの予約システムを変更いたします

    【変更日】2024年4月1日(月)

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    2024年4月1日以前に、旧予約システムにて2024年4月1日(月)以降のご予約を頂いているお客様へ
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    ※ご宿泊予約はそのまま有効となります。
    ご予約およびご変更時にお送りしたメールに記載された内容にてご宿泊いただけます。
    ※旧予約システムでご登録いただいた予約内容を
    「確認、変更、キャンセル」する場合はこちらからお手続きをお願いいたします。
    【旧予約システム】ログインは登録時のパスワード
    https://reserve.489ban.net/client/saitou/0/booked/login

    なお、新しい予約システムでは、旧予約システムでご登録いただいた
    ご予約の確認および各種変更対応を行うことはできません。

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    新予約システム会員登録情報について
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    ※旧予約システムにてご登録いただいていた会員情報を、
    新しい予約システムへ引き継ぎをさせていただきました。
    弊社公式ホームページ会員のお客様には大変お手数ではございますが、
    あらためて新しい予約システムの会員パスワードの再登録をお願い申し上げます。

    【パスワード再設定方法】
    下記URLよりパスワードの再設定をお願いいたします。
    パスワードはお客様任意の英数字となります。
    (英大文字・英小文字・数字それぞれを最低1文字ずつ含み、8文字以上で設定する必要があります)
    パスワード再設定>>>こちら
    ※お手続き後の確認ページはこちら

    また、新しい予約システムへ新規に会員登録もご利用いただけます。

    今後とも、斎藤ホテル公式サイトをよろしくお願いいたします。

    斎藤ホテルから見た鹿教湯温泉

    【鹿教湯温泉 斎藤ホテル】公式HPはこちらから
    https://www.saito-hotel.co.jp/

     

  • ジパング倶楽部「上高地バスツアープラン」のご予約はこちら

    2025/09/02

    ジパング俱楽部2025年9・10月号より斎藤ホテルHPへアクセスいただき、

    誠にありがとうございます。

    9月・10月「プチ湯治&上高地バスツアープラン」の詳しい内容と

    ご予約はこちらからのページからご覧いただけます。

    皆さまからのご予約をお待ちしております。

    https://www.saito-hotel.co.jp/2025/

  • リラクゼーションサロン「ディア・ハルム」より重要なお知らせ

    2025/02/07

    日頃よりリラクゼーションサロン「ディア・ハルム」をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

    リラクゼーションサロン「ディア・ハルム」は2025年3月31日㊊をもちまして、閉店することとなりました。

    本来であれば皆さまお一人お一人に直接ご挨拶を申し上げるべきところではございますが、

    この場をお借りしてこれまでのお礼とご挨拶とさせていただきます。

    長きにわたりご愛顧いただき、誠にありがとうございました。

    ディア・ハルム 関一美 忍田千恵美

  • 【新レストラン連載コラム⑭】レストランに横浜港の地図がある深い理由

    2025/01/08

     

    Restaurant溪を入ってすぐ左側の壁に、明治時代の横浜港の地図が掲げられています。
    これは斎藤家の土蔵に眠っていたもので、あえてレストランのエントランスに掲げました。

     

    江戸末期、この地方からは「蚕の卵(蚕種)」が世界へと輸出された時期がありました。当時、全世界で蚕の病気が流行し、特にフランスやイタリアなどの養蚕が盛んな地域では、ほぼ蚕が全滅してしまうような状態で、日本の「蚕種」が飛ぶように売れました。同じ重さの金と取引されたというのでまさにバブル状態です。その後、蚕種の輸出で得た資金をもとに紡績業が盛んとなり、明治中期には大量の絹が世界へ輸出されていきました。斎藤家のご先祖も旅館業の傍ら小さいながらも紡績工場を営み、横浜港を経由して世界へ絹を輸出していたようです。

     

    出典:藤本蚕業アーカイブ「アサヒグラフ臨時増刊日本の工業 (1929)」より

     

    鹿教湯周辺の民家ではどの家でも養蚕が行われていました。そしてその蚕のエサとなる植物が「桑」でした。当時の鹿教湯温泉周辺の山の状況は今とはだいぶ違って、ほとんどの斜面が桑畑でおおわれていたといいます。現在でも山を歩いていると、かなり頂上に近いところまで桑畑の跡だったことを示す石垣が残されています。桑は荒地で水利が悪いところでも栽培できたので、まさに鹿教湯周辺は桑の適地であったのです。

     

    養蚕は昭和初期までさかんに行われていましたが、その後は世界各国で安い絹が生産されるようになり、養蚕は次第に廃れていきます。どこにでもあった桑畑は、一部は畑や田んぼに変わったものの、その多くは水利が悪いために利用されず荒地となってしまったのです。

     

    桑畑

     

    ところがワイン用ブドウの栽培となると、水利がよくないことがかえって有利となり、桑しか栽培できないような土地が栽培には適地となりました。この地域の代表的なワイナリーである「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」の葡萄畑も、もとは水がなく桑しかとれないような荒れた土地であったのです。桑畑がワイン用ブドウ畑へ変わっていきました。

     

    桑畑からブドウ栽培へ。絹からワインへ。同時に、明治時代にこんな山深い片田舎でも、先人たちは世界を相手にした商売をしていたことに驚きを隠せません。Restaurant溪もそういった先達の想いを引き継いで、日本だけでなく、世界中から人が訪れるようなレストランにしたいという想いをこの地図に託しました。

     

    そんな想いで掲げてある横浜港の地図で、この地域の歴史に思いを馳せていただくのも、Restaurant溪の楽しみのひとつになるかと思います。

     

  • 新年のご挨拶

    2025/01/03

    2024年大変お世話になりました

    2024年も斎藤ホテルをご愛顧いただき、誠にありがとうございました。皆さまの温かいご支援のおかげで、秋から昨年末にかけてはコロナ化以前を上回る多くのお客さまにご宿泊いただくことができました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

    鹿教湯温泉という地域での新たな取り組み

    私は3年前より鹿教湯温泉観光協会の会長を務めさせていただいております。長い歴史があり、良質な温泉が湧きでる温泉地・鹿教湯温泉で斎藤ホテルを営む経営者の1人として知恵を出し、これまで以上に鹿教湯温泉を観光地という側面からも魅力を向上したいと日々取り組んでおります。その一環として、鹿教湯温泉内整備を進めているほか、旅館再生の新たなプロジェクトに取り組んでおります。これらの活動を通じて湯端通りにかつてのにぎわいを取り戻し、地域全体がさらに活気づくことを目指しております。

     

    2周年を迎えたRestaurant溪と共に

    また、斎藤ホテルには、信州で暮らし、信州の良さをさまざまな角度から深く知るスタッフたちがいます。私たちがまだ知られていない信州の情報を発信することで、信州にこれから訪れたいという方たちをつなぐ拠点となりたい。そんな思いを込めてホテルに隣接してスタートした「Restaurant溪」も、2024年秋に2周年を迎えることができました。ホテル、レストランともに、これまで以上に心を込めたおもてなしと、より快適にお過ごしいただける環境づくりに努めて参ります。地域の魅力と共に、当ホテルをご利用いただく皆さまに「また訪れたい」と思っていただけるよう、社員一同、真心こめて邁進してまいります。

    最後になりましたが、本年もまたご愛顧を賜りますようお願い申し上げるとともに、皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

  • 温泉プールに込められた「先見の明」

    2024/10/01

    効率の良い投資よりも大切にしたかった想い

    先代である父が現在の建物をたてるときに、お客様の健康づくりのためにはしっかりとした設備が必要という考えから、本格的な25mの温泉プールを作ることを決めました。プールを備えるホテルは数多いけど、年間を通して利用できる屋内の本格的な温泉プールは国内ではほとんど聞いたことがありません。

     

    この建物の建設を計画したころはバブルの絶頂期でした。プールは維持費がかかり直接の収益を生みません。そのためお金を貸しだす銀行は、プールをやめて大きな宴会場をつくる計画に変更するようにアドバイスをしていたようです。大きな宴会場はホテルにとって一番の収益源。効率のよい設備投資という観点からすると、もっともなアドバイスでした。

     

    しかし、父はそれに断固として反対。銀行のアドバイスにもかかわらず、なかば強引にプールを建設しました。それは、「お客様の健康づくりのお手伝いをしたい」という想いが強かったためだと聞いています。

     

     

    高齢者はプールを使わない!?

    プール建設には、もう一つ懸念がありました。それは、プールを利用するのは若者が中心で、斎藤ホテルの顧客である多くの高齢者の方は水着を着てプールを利用するわけがないという当時の常識でした。今では考えられないけれど、プールは若者や子供が利用するものであるとい考え方が一般的だったのです。

     

    ところが、その当時、鹿教湯温泉の「健康の里づくり」アドバイザーだった東京大学の宮下充正教授は違う考えをお持ちでした。

     

    「将来日本は超高齢化社会を迎える。そのときに一番必要なのは高齢者が健康でいること。そのためには運動が欠かせない。ひざや腰に持病を抱えている高齢者が運動するにはプールが最適であり、高齢者が当たり前のようにプールを使う時代が必ず来る」。

     

    さらに教授からは「プールは泳ぐだけのものではない。水中を歩くことは非常に有用な運動効果をもたらす」という知見もいただき、力強い後押しを得ました。

     

    そういった経緯で、心配する銀行の反対を押し切って建設したのが、泳ぐことも歩くこともできる現在の斎藤ホテルの25m温泉プールです。

     

    宮下教授が予見したとおり、今では老若男女問わず思い思いに温泉プールを楽しむお客様の姿を見ることができます。プールの中で歩いたり、エアロビクスをしたり、浮力を利用してリラクゼーションをしたり。もちろん、本格的に泳いてトレーニングする方もいらっしゃいます。高齢の方や身体の不自由な方でも、楽しんでプールを利用している姿をみると、この温泉プールがあって本当によかったと思います。

     

    少しの疲れは温泉プールで積極的休養を

    「ちょっと疲れたな~」と思いながら斎藤ホテルに宿泊されるとき、ゆっくり休むことも必要ですが、少しだけ頑張って、15分だけでもプールで歩いたり泳いだりすることを強くお勧めします。

     

    なぜなら、現代人の疲れはストレスなどにより精神的に緊張して身体がこわばっていることが原因の場合が多く、少しの運動で血流がよくなり、かえって疲れがとれるケースが多いからです。これは「積極的休養」ともいわれています。

     

    温泉100%のプールは、言い換えれば「巨大なお風呂」。それも、温かいお湯の中で動きまわる楽しさを味わえるお風呂です。通年で31℃に保たれ、冬は温かく、夏はヒヤッとしない程度の体に優しい温度なのも温泉100%プールの魅力です。

     

    宿泊のお客様は無料でお使いいただけます。水着は貸し出し(有料)もしていますので、水着をお持ちでない場合はお声がけください。せっかく温泉に来たのだから、普通のお風呂だけで楽しむだけではもったいない。お客様に健康になってほしいとの強い願いから建設された25mの温泉プールを、ぜひとも利用してみてください。