信州の静かな里山 長野県 鹿教湯温泉 斎藤ホテル

　斎藤ホテル専属のトレーナーがガイドとなり、一緒にトレッキングを楽しみます。10月にご案内するのは茅野市の渋川上流に広がる横谷渓谷です。
　川沿いには整備された約６kmの遊歩道があり、片道１時間30分～2時間で散策できます。道中には武田信玄ゆかりの木戸口神社をはじめ4つの滝を望むことができます。例年10月中旬からモミジやツツジなどの樹種が紅葉し出して遊歩道を包み、まるで紅葉のトンネルを歩いているような美しい景色を間近に森林浴が楽しめます。
　遊歩道の多くはくだりの道ですが、一部は登山道のような急坂もあります。道中で数回の休憩をはさみながら歩きますが、トレッキング好きな方や健脚な方向けのツアーとなります。10月は日中でも14℃前後と肌寒いので、暖かな服装とトレッキングに適したシューズでご参加ください。

　2015年にノーベル生物学・医学賞を受賞した、山梨県韮崎市出身の大村智博士。大村博士が長年蒐集してきた美術品を収蔵・展示する美術館で、2007年に設立されました。鈴木信太郎をはじめ戦後の日本画壇を代表する洋画家のコレクションや近代以降の陶磁器など約4,000点を収蔵。ほか女子美術大学との関わりから、常設展示では全国的にも珍しい女性作家の作品をコレクションの柱にしています。ご案内するときには企画展「旅する絵画」が開催されています。「旅すること」を通して、作家たちは世界の国々をどのように描いてきたのか、そして「旅」とはどのようなものだったのかをご覧いただけます。
　ほかにも館内には「大村智記念室」もあり、ノーベル賞に至るまでの道のりなども知ることができます。展望カフェや庭園からは富士山や八ヶ岳、茅ケ岳、奥秩父連峰を望むことができ、四季折々に雄大で美しい風景も鑑賞できます。

　斎藤ホテルと同じ上田市内にある、戦没画学生慰霊美術館「無言館」。創設者で館主の窪島誠一郎さんとともに内田也哉子さんが新たに共同館主となったことが、大きな話題と注目を集めています。それもあって当ホテルに宿泊されるお客さまからも「無言館」への行き方を聞かれることが格段に増えています。そういったことで12月の斎藤駕籠屋では、無言館にご案内するツアーをご用意しました。
　収蔵されているのは130名の画学生による作品です。第二次世界大戦中、志半ばで戦場で亡くなった画学生が残した絵画などの作品、愛用品などを展示しています。
　ほかにも青木村も立ち寄り「道の駅あおき」で自由昼食を取ります。ほかにも同村出身で東急グループの礎を築いた実業家・五島ごとう慶太けいたの生涯と功績を伝える「五島慶太未来想像館」にも立ち寄ります。