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信州の静かな里山 長野県 鹿教湯温泉 斎藤ホテル

お知らせ

月: 2022年9月

  • 社員6人での新規レストラン研修(1)

    2022/09/17

    きっかけはあるコンサルタントからの情報

    斎藤ホテルでは2022年11月に新しいレストランの開業を予定しています。鹿教湯温泉や信州の風土を色濃く感じていただけるような、私たちの思いを反映したレストランにしようと、アイディアを詰め込んでいるところです。

    このプロジェクトのために、県内外の話題のレストランをスタッフとともに見学してきました。そのうちの1軒へ出向いた時のことをご紹介します。

    新規レストラン開業のための打ち合わせ会議のなかで、とある経営コンサルタントの方から、富山と岐阜との県境の山中に一人3万円のフルコースを出す秘境レストランがあるとの情報をいただきました。調べてみると、地元富山の食材に徹底的にこだわり、農家さんと契約した野菜や、ジビエなどを洗練された料理技法で提供している前衛的なレストランで、あえて不便な場所に構えて究極の地産地消を実現していました。斎藤ホテルの新レストランでは信州の風土、歴史、文化を洗練した料理として表現したいとの思いがあり、なにかピピっと共鳴するものがありました。

    今回の斎藤ホテル新レストラン開業担当チームは全部で12人います。チームを2つに分けて早速体験してみることに決めました。

    グーグルマップで場所を調べてみると、鹿教湯温泉から車で片道4時間。岐阜県の高山を抜けていくルートが最短らしい。9月下旬、私のチームは厨房の板前さん3人とレストランマネージャー、広報担当と私を入れた合計6人のおじさんたちの小旅行がスタートしました。

     

    目の前に倒木が……!

    余裕を見て6時頃に鹿教湯温泉を出発。岐阜県高山までは順調に進みました。高山で30分ほど市内観光をして、いよいよ岐阜県と富山県の県境の峠を越える道に差しかかります。運転担当は私です。富山へ近づくにしたがって、だんだんと道が狭くなっていき、気が付いたらすれ違いもできないようなほどの道を走っていました。おかしいなと思いながらもグーグルマップの案内にしたがってさらに進んでいくと、山はどんどん深くなっていき、林道は舗装されていない砂利道に変わっていきました。さらに進むと、なんと倒木が道路をふさいでいるではありませんか。周りは人家もない奥深い山中、しかも道路の脇は崖になっていて一歩間違えれば車ごと転落しかねない。車内からは「社長大丈夫ですか? 引き返しましょうよ」と声が聞こえる。しかし、ここで引き返すと12時の予約に間に合わない。携帯電波も通じないという二重のピンチ。私はどうしようかと内心かなり焦っていましたが、「まあ、大丈夫だよ。こういった道には昔から慣れてるから」と強気を装い、2人がかりで倒木をどけて前へ進むことに。その後も砂利の林道を2時間ほど走り、峠を3つほど超えて、出発から6時間後、ようやく目的地へ到着しました。ヒヤヒヤ運転の連続で、もうぐったりです。

    ※ちなみに、違う道を使えばそれほど苦労なく行くことができます。レストランのホームページにもその旨、書いてあります。グーグルマップに頼りきった私たちのミスでした。

    倒木が行く手を塞ぎます

    (2)へ続きます。

    社員6人での新規レストラン研修(2) | お知らせ|長野県 鹿教湯温泉 斎藤ホテル (saito-hotel.co.jp)

    【レストラン渓】11月オープン予定

    https://saito-kei.jp/