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信州の静かな里山 長野県 鹿教湯温泉 斎藤ホテル

お知らせ

新着情報

  • 送迎バスの各駅お送り時間変更のお知らせ

    2023/05/06

    上田駅・松本駅への送迎バス時刻変更

    お客様各位

    2023年5月8日より2023年11月末まで
    松本三才山トンネル終日片側通行
    (土日祝除く、待ち時間約20分)のため

    ホテル発の松本駅・上田駅の送迎バス出発時刻を
    11時20分発→11時発に当面の間変更させていただきます。

    お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、
    ご理解のほどお願い申し上げます。

     

     

    斎藤ホテルから見た鹿教湯温泉

    【鹿教湯温泉 斎藤ホテル】公式HPはこちらから
    https://www.saito-hotel.co.jp/

     

  • 5月8日(月)以降の新型コロナウイルスの対応について

    2023/05/05

    5月8日(月)以降の新型コロナウイルスの対応について

    新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行にともない

    ■従業員のマスク着用について
    当ホテルスタッフは基本的にマスクの着用はいたしません。
    ただし、必要に応じて着用させていただくこともございます。
    ご了承くださいませ。

    ■アルコール消毒液
    ホテル入り口、レストラン入り口、エレベーターホール等に、
    引き続きアルコール消毒液を設置しております。
    ご自由にご利用くださいませ。

    斎藤ホテル
    支配人

    2023年5月5日時点

    【鹿教湯温泉 斎藤ホテル】公式HPはこちらから
    https://www.saito-hotel.co.jp/

     

  • Restaurant 溪 のオンライン予約を開始しました。

    2022/10/20
  • 社員6人での新規レストラン研修(2)

    2022/10/04

    洗練されたレストランが山の中に忽然と姿をあらわす

    そのレストランは富山の山奥に忽然と姿を現しました。木造建築で周辺と調和したセンスのよい建物が山の中腹に建っており、周辺には木々以外なにもない。到着するとすぐにパリッとしたシャツを着た若い女性スタッフがお出迎えしてくれました。へとへとになりながらも山奥のレストランにたどり着き、そこで思いもよらない歓待を受ける。昔読んだ宮沢賢治の短編、「注文の多い料理店」の世界です。 若くとても感じの良いスタッフの案内で恐る恐る建物に入ると、そこは大きな窓から渓谷の木漏れ日がさす明るいウエイティングルームでした。ゆったりとした木製のソファーに座り、木の良い香りがするおしぼりとハーブティーのサービスを受け、ここまでの道のりの疲れが消えていく心地よさです。 いよいよ食事の時間となり、重々しいドアを開けて、食事フロアに案内されました。渓谷が一望できる広々としたオープンキッチンの空間が目の前にひろがり、数人の若いスタッフがおそろいの装いをしてイキイキと働いています。案内された個室はスッキリとしたモダンな空間で、無垢の木の分厚いテーブルと曲線の美しい木製椅子が温かみを感じさせてくれます。 料理はフレンチのフルコース。人なつっこい笑顔の素敵なスタッフから料理や飲み物の説明を受けた後、料理がはじまりました。 コースの料理はすべて富山の素材を利用していて、味が良いのはもちろんだけれども、どれも驚くようなアイデアで五感を刺激する工夫のこめられた一皿になっています。槙の香り、様々な香辛料、鮮やかな色彩、大胆な味の変化がまるでジェットコースターに乗っているように目と舌を揺らしてきます。一緒にいった3人の料理人は「うーん」と唸って首をかしげています。どうやったらこの複雑な味を出せるのか驚きつつ、考え込んでいる様子でした。 さらにそれぞれの皿に合うような日本酒やワインをペアリングしてあり、富山のマリアージュを楽しめます。 料理のスタートからデザートまで3時間の長丁場でしたが、次々と現れる料理の刺激に圧倒され、あっという間に時間が過ぎてしまいました。  

    喧々諤々の帰路、ハプニングに遭遇

    帰り道は山道を避けて富山方面へ下り、日本海側を通るルートを選びました。車内では今後の料理の方針について6人で喧々諤々の議論を繰り広げながら帰途に就きました。信州らしさとはなにか、私たちの料理文化とはどんなものなのか、海がない信州のハンデをどう克服するのか、新レストランの強みは何か。素材の味を引き出すシンプルさと、料理の広がりを持たせる複雑さとのバランスをどうとるのか。議論はつきませんでした。 富山から新潟へと順調に高速道路を進んでいたその時、突然我々の後ろからサイレンを鳴らした一台のパトカーが迫ってきました。一瞬、なにか事故でもあったのかと思いましたが、なんとパトカーの目標は私たちの乗っている車でした。この時、慎重かつ運転上手な若者がハンドルを握っていたのですが少しだけスピードオーバーしていたようです。道路の脇に車を止められ、反則切符を切られました。車内での白熱の議論があだとなり会話に夢中で気が付くのが遅かったようです。 反則切符を切られて6人とも意気消沈。その後は静かに鹿教湯温泉へ帰りました。 L’évo | レヴォ:富山の奥懐・利賀村から発信する前衛的地方料理の進化 (levo.toyama.jp) 新規レストラン開業に向けて、着々と準備が進んでいます。  

    斎藤ホテルから見た鹿教湯温泉

    【レストラン渓】公式HPはこちらから https://saito-kei.jp/ 社員6人でのレストラン研修(2) 社員6人での新規レストラン研修(1) | お知らせ|長野県 鹿教湯温泉 斎藤ホテル (saito-hotel.co.jp)
  • 社員6人での新規レストラン研修(1)

    2022/09/17

    きっかけはあるコンサルタントからの情報

    斎藤ホテルでは2022年11月に新しいレストランの開業を予定しています。鹿教湯温泉や信州の風土を色濃く感じていただけるような、私たちの思いを反映したレストランにしようと、アイディアを詰め込んでいるところです。

    このプロジェクトのために、県内外の話題のレストランをスタッフとともに見学してきました。そのうちの1軒へ出向いた時のことをご紹介します。

    新規レストラン開業のための打ち合わせ会議のなかで、とある経営コンサルタントの方から、富山と岐阜との県境の山中に一人3万円のフルコースを出す秘境レストランがあるとの情報をいただきました。調べてみると、地元富山の食材に徹底的にこだわり、農家さんと契約した野菜や、ジビエなどを洗練された料理技法で提供している前衛的なレストランで、あえて不便な場所に構えて究極の地産地消を実現していました。斎藤ホテルの新レストランでは信州の風土、歴史、文化を洗練した料理として表現したいとの思いがあり、なにかピピっと共鳴するものがありました。

    今回の斎藤ホテル新レストラン開業担当チームは全部で12人います。チームを2つに分けて早速体験してみることに決めました。

    グーグルマップで場所を調べてみると、鹿教湯温泉から車で片道4時間。岐阜県の高山を抜けていくルートが最短らしい。9月下旬、私のチームは厨房の板前さん3人とレストランマネージャー、広報担当と私を入れた合計6人のおじさんたちの小旅行がスタートしました。

     

    目の前に倒木が……!

    余裕を見て6時頃に鹿教湯温泉を出発。岐阜県高山までは順調に進みました。高山で30分ほど市内観光をして、いよいよ岐阜県と富山県の県境の峠を越える道に差しかかります。運転担当は私です。富山へ近づくにしたがって、だんだんと道が狭くなっていき、気が付いたらすれ違いもできないようなほどの道を走っていました。おかしいなと思いながらもグーグルマップの案内にしたがってさらに進んでいくと、山はどんどん深くなっていき、林道は舗装されていない砂利道に変わっていきました。さらに進むと、なんと倒木が道路をふさいでいるではありませんか。周りは人家もない奥深い山中、しかも道路の脇は崖になっていて一歩間違えれば車ごと転落しかねない。車内からは「社長大丈夫ですか? 引き返しましょうよ」と声が聞こえる。しかし、ここで引き返すと12時の予約に間に合わない。携帯電波も通じないという二重のピンチ。私はどうしようかと内心かなり焦っていましたが、「まあ、大丈夫だよ。こういった道には昔から慣れてるから」と強気を装い、2人がかりで倒木をどけて前へ進むことに。その後も砂利の林道を2時間ほど走り、峠を3つほど超えて、出発から6時間後、ようやく目的地へ到着しました。ヒヤヒヤ運転の連続で、もうぐったりです。

    ※ちなみに、違う道を使えばそれほど苦労なく行くことができます。レストランのホームページにもその旨、書いてあります。グーグルマップに頼りきった私たちのミスでした。

    倒木が行く手を塞ぎます

    (2)へ続きます。

    社員6人での新規レストラン研修(2) | お知らせ|長野県 鹿教湯温泉 斎藤ホテル (saito-hotel.co.jp)

    【レストラン渓】11月オープン予定

    https://saito-kei.jp/